明治の廃仏毀釈によってスサノオと同神であるとされた牛頭天皇は徹底的に排斥されました。祇園信仰の本宮である京都の「祇園社」も「八坂神社」と名を変えるとともに、スサノオに祭神を変えたように、村々にあった牛頭天皇社や祇園社もまた、祭神と名称を変えるなどして村の鎮守の神として残っています。うろうろしていて、そんな神社を見つけたらリストに加えましょう。これであなたもにわか郷土史家だ!
1. 八阪神社(金谷)
2. 押上町祇園社(八坂神社)
3. 祇園社(当尾)
4. 須賀神社
5. 津島神社
6. 八阪神社(西代)
7. 春日神社(上之宮)
8. 岡田小秦命神社
9. 八坂神社(宇賀志)
10. 八坂神社(鍵)
11. 八坂神社(唐古)
12. 八坂神社(阪手)
13. 素盞雄神社(初瀬)
14. 素盞雄神社(初瀬)
K.Watch: かつては牛頭天王社で「ごつてらさん」と呼ばれた祇園信仰の社だった。明治41年に式内社の鍋倉神社も合祀した。
15. 杵築神社(福貴畑)
16. 寿盞鳴神社(久安寺)
17. 生駒山口神社
18. 素佐男神社(三輪)
19. 八阪神社(東新堂)
20. 八阪神社(白石)
21. 和爾下神社
22. 天満神社(表野)
23. 大保八坂神社
24. 和爾下神社(横田)
25. 和爾下神社(横田)
K.Watch: 元は、横田物部氏を祀る社だったようだが、江戸時代には、祇園信仰と共に牛頭天王を中心に祀るようになったらしく、境内入口には、安政6年の銘がある灯籠が建っており、現在の祭神も素戔嗚命となっている。
26. 八坂神社(阪手)
K.Watch: 江戸時代には「牛王天王社」と言われ、西之坊と称する神宮寺もあったが、明治時代廃寺となり、神社も八坂神社と改められる。毎年2月の第4日曜日に行われる「華鎮(けいちん)祭」では、牛王さんの「牛の玉 西坊法印」の版が今でも阪手北明神講の各戸に配られる。
27. 八坂神社(西山)
K.Watch: 元禄15年(1702)、牛頭天王の銘がある燈籠が境内に残されていることから、江戸時代には、牛頭天王社と呼ばれていたことがわかる。
28. 伊弉諾神社
29. 神波多神社
K.Watch: 江戸時代には、牛頭天王を祀る「波多の天王」と称され信仰を集めた。参道や境内にある扁額や燈籠にその名残が見える。
30. 春日神社(針町)
K.Watch: 桧皮葺春日造の本殿は化粧直しを終え、美しく飾られています。隣には、小さな桧皮葺三間社流造の末社があり、そこには、かつて集落の周辺に祀られていたと思われる、元若宮神社、元厳島神社、元恵美須神社、元八幡神社、元琴比羅神社、元津島神社、元龍王神社の7柱が祀られています。
31. 素盞嗚神社
K.Watch: 天正3年(1575)、「牛頭天王社」と称し鹿畑村の鎮守社として創建。宝暦5年(1755)、「祇園牛頭天王社」と称する。慶応3年(1867)、「祇園神社」と称する。明治20年(1887)、神社制度布告により「素盞嗚神社」と称し現在に至る。境内には、「牛頭天王宮」と彫られた燈籠や「祇園神社」の石碑が残っており、この神社は祇園信仰の変遷の歴史がよくわかる。
32. 祇園社(名柄)
K.Watch: 名柄集落に残る祇園社の一本欅です。名柄周辺にはケヤキの巨木が多くありますが、その中でも絵になるケヤキと言えばこのケヤキでしょう。
33. 菅原神社(三谷)
K.Watch: 山の斜面を削り造成した場所に建つ本殿には、菅原道真、牛頭天王、高靇神社を合祀しています。
34. 今井堂天満神社
K.Watch: 参道には文久3年の銘がある「牛頭天王」と彫られた灯篭があり、かつて神社には牛頭天王社が祀られていたことを伺わせる。
35. 八阪神社(上山田)
K.Watch: 境内には安政5年(1858)、「錫杖天王」と刻まれた灯篭が残されている。
36. 八坂神社(中畑)
K.Watch: 境内には、江戸期に牛頭天王社であった名残りの灯籠がある。
37. 杵築神社(平野)
38. 杵築神社(馬司)
39. 富都神社
K.Watch: 江戸時代には牛頭天王社であった名残りとして境内入口には、「牛頭天王」(明和6年 1769)の銘がある灯籠が残っている。
40. 天神社
K.Watch: 玉垣内に「牛頭天王」と刻まれた灯籠があることから、天神社の「天」は天満宮の天ではなく、牛頭天王社の天であることがわかる。
41. 八坂神社(稲戸)
42. 飽波神社
K.Watch: 江戸時代までは牛頭天王を祀る牛頭天王社。現在も境内には「牛頭天王」と刻まれた往時の灯籠が残る。
43. 御杖神社
K.Watch: 玉垣には江戸期に奉納された「牛頭天王」、「九頭大明神」と刻まれた灯籠が残る。江戸期には、「祇園さん」あるいは「天王さん」と呼ばれ牛頭天王を祀っていた。現在でも7月には祇園祭と呼ばれる夏越の祓、湯立の神事が行われる。
44. 寿盞鳴神社(信貴南畑)
45. 大坂山口神社 (穴虫)
46. 八坂神社(下山)
K.Watch: 旧山村の氏神で江戸期は牛頭天王を祀る「祇園社」。境内には「牛頭天王」と刻された灯籠が残る。
47. 東大谷日女神社
K.Watch: 江戸期は八幡宮と称した。境内には、八幡宮並びに牛頭天王を刻んだ灯籠が残っており、かつては牛頭天王も祀る社だったか、牛頭天王を合祀したようだ。現在は八坂神社と名を変え合祀されている。
48. 八坂神社(南日裏)
49. 素盞鳴神社
50. 子守神社(針ヶ別所)
51. 子守神社(針ヶ別所)
K.Watch: 寛延4年(1751)、牛頭天王と刻まれた灯篭が玉垣の前にある。4社ある摂社の一つは牛頭天王社と思われる。他に八王子社の灯篭もあり、こちらも合祀されたと思われる。
52. nokishita711
hama 33: クラフト系のジンの品揃えが豊富
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