龍

"岐阜県西部、南宮山の麓に鎮座する南宮大社は岐阜県を代表する神社の一。祭神は天照大御神の兄で鉱山を司る金山彦神。崇神天皇の時代に創建されたとされ、全国の鉱山・金属業の総本宮として古くから信仰を集めている。境内には江戸時代の遺構である建物18棟 (拝殿、高舞殿、楼門、本殿、幣殿、回廊、石鳥居等) が残り、それらは国の重要文化財に指定。旧社格は国幣大社、美濃国一宮、式内社 (名神大社)。"

"通称は因幡堂、因幡薬師。真言宗智山派の寺院で山号は福聚山。長保5年 (1003年) 橘好古の孫の橘行平が屋敷を寺院としたもの。本尊の薬師如来立像 (重文) は因幡国で行平が海中から引き上げたといわれ、善光寺の阿彌陀如来像、清凉寺の釈迦如来立像と共に日本三如来の一。年間約1,000件の祈祷の多くをがんの平癒を祈るものが占めるなど、近年はがん封じの寺として患者などから熱心な信仰を集める。"

"天台宗の寺院で天台三門跡寺院の一。本尊は秘仏の熾盛光如来曼荼羅。比叡山東塔南谷にあった青蓮坊が12代行玄の時、青蓮院となったのに始まる。久安6年 (1150年) 鳥羽院が本坊のほかに白川坊舎を建て、皇子覚快法親王が入寺して以来門跡寺院となる。以後、多くの天台座主を当院から出した。国宝の不動明王二童子像 (青不動)、狩野敦信作の宸殿の障壁画、光厳院はじめ天皇の宸翰消息類など寺宝も多い。"

"祇園・花見小路通の突き当たりにある、臨済宗建仁寺派の大本山。山号は東山。開創は建仁2年 (1202年) 開基は源頼家、開山は栄西。初め天台・真言・禅の兼学。京都最古の禅寺であり、京都五山の第3位。方丈や塔頭の襖絵には海北友松の作が多い。俵屋宗達筆の風神雷神図屏風は国宝、勅使門・方丈・竹林七賢図などは重文。高台寺や八坂の塔で知られる法観寺は建仁寺の末寺である。"

"皇大神宮の別宮の一。内宮正宮の北方 (御正宮の後方) にあり、天照坐皇大御神荒御魂を祭神とする。創建は垂仁天皇26年10月であり、内宮の正殿と同時に建てられたという。荒祭宮は内宮に10ある別宮の中で最も格式が高く、内宮正宮参拝後に参拝するのが正しいとされており、個人的な願い事はここで参拝すること。"

"鎌倉を代表する観光地の一つ。正称は高徳院。浄土宗の寺院で山号は大異山、寺号は大異山高徳院清浄泉寺。創建年・開基者は不詳であるが鎌倉時代と推測される。「鎌倉の大仏」と通称される本尊の金銅阿弥陀如来坐像は建長4年 (1252年) 鋳造に着手されたもので国宝。何度も後世に渡って補修されている東大寺の大仏とは違い、ほぼ造像当初の姿を保っている点も貴重である。"